12月 01, 2021 20:35 Asia/Tokyo
  • 飛行中での米軍のF-16戦闘機からの燃料タンクの投棄
    飛行中での米軍のF-16戦闘機からの燃料タンクの投棄

米軍三沢基地所属のF-16戦闘機が飛行中に燃料タンクを投棄した件をめぐり、岸信夫防衛相が1日水曜、アメリカ側にF-16の飛行停止を要請するよう幹部らに指示しました。

朝日新聞によりますと、先月30日に青森県三沢基地所属のF-16が飛行中に緊急事態に陥り、2つの燃料タンクを投棄した後、青森空港に緊急着陸するという事態が発生しました。この影響で、同日空港を発着する民間機7便が欠航するなどの影響が出ています

岸防衛相はこの件を受け、米国側にF-16の飛行停止を要請するよう指示するとともに、青森の地元当局への十分な情報提供も指示し、鬼木防衛副相を現地に派遣しました。

また、同省地方協力局長から在日米軍司令官に対し、「住民の安全で平穏な生活に深刻な影響を与えかねない極めて遺憾な事案」などと伝えた上で、安全管理の徹底や原因究明、再発防止などを申し入れています。

この問題について、青森県の三村知事は1日水曜の県議会で「緊急着陸により滑走路が閉鎖され、民間機が7便欠航するなど大きな影響があったことに加え、燃料タンクの1個が深浦町役場近くの市街地に落下した。可燃物であり、相当な重量であることから、一歩間違えると大変な惨事になったものと考えられ、県としては非常に厳しく受け止めている」と述べています。

同知事はまた「本日中にも、アメリカ軍三沢基地の司令官に対して、事故原因の究明や、再発防止策の徹底などを文書で強く要請する」とし、防衛大臣や外務大臣に対しても同様の申し入れをアメリカ軍側に行うよう文書で要請する考えを明らかにしました。

なお、投棄された燃料タンクの1つは青森県深浦町役場付近で発見されましたが、もう1つはまだ見つかっていません。

 

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