12月 04, 2021 16:46 Asia/Tokyo
  • アフガンでの中村哲さん
    アフガンでの中村哲さん

アフガニスタンで長年、人道支援に尽くした医師の中村哲さんが現地で銃撃され亡くなってから、4日土曜で丸2年となります。

NHKによりますと、福岡市のNGO、ペシャワール会の現地代表としてアフガニスタンで長年、人道支援に尽くした医師の中村哲さん(当時73)は、一昨年12月4日、同国東部ナンガルハル州で何者かに銃撃され死亡しました。

その後、アフガニスタンの情報機関や捜査当局が捜査にあたりましたが、犯人の特定には至っていません。さらに、去る8月にアフガン現支配勢力タリバンが権力を掌握したあとは、政府関係者の多くがタリバンの報復を恐れ、出国したり、国内に身を隠したりしたため、事実上捜査は振り出しに戻ったとみられています。

タリバンのムジャヒド報道官は「何者かが金で雇われて犯行に及んだようだ。われわれの体制が整えば、実行犯を見つけ出し、責任を取らせる」と述べ、捜査を継続する姿勢を示しました。

しかし、事件の現場となったナンガルハル州は、タリバンと対立するテロ組織ISISの地域組織の地盤で、治安が悪化し、またこれまで捜査にあたってきた政府関係者の多くがタリバンを恐れ、出国したことなどから、真相の解明はますます困難になっています。

中村さんによる7年にわたる治療を受けてハンセン病を克服し、現在はパキスタン北西部の町サイド・シャリフで暮らすアフガン人看護士ファザル・ワヒドさん(44)は、「中村さんが目指した『ハンセン病の撲滅』は、今では私の夢であり、使命だ」と述べ、パキスタン北西部でハンセン病の治療に特化した医療施設を建設するため、今後も、活動を続けていきたいと語っています。

 

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