12月 07, 2021 18:50 Asia/Tokyo

日本の東京芸術大学美術館において今秋、破壊されたアフガニスタン・バーミヤンの壁画「青の弥勒」が、日本人研究者の手によって復元・展示されました。

東京芸術大学の美術館で去る9月11日 ~ 10月10日に開催された「みろく―終わりの彼方 弥勒の世界」では、長年アフガニスタンの研究を続けてきた東京芸術大学客員教授の前田耕作氏の努力によって復元された「青の弥勒」が展示されました。

前田氏は、1964年にアフガニスタンを初めて調査で訪れて以来、長年にわたり同国の文化の復興のために奔走しており、70年代以降の紛争の中で略奪・盗難された文化財の保護や母国返還の取り組みも行っています。

同氏はさらに、デジタル技術などを駆使してすでに失われた文化財を蘇らせるという、美術史研究者としては異例の取り組みにも挑戦しています。「青の弥勒」は、バーミヤンの大仏とともに20年前、タリバンによって跡形もなく壊されており現存しませんが、今回の展示では、1970年代に京都大学が撮影した画像を基に、東京芸術大学のスーパークローン文化財技術によって原寸大に復元されました。

「青の弥勒」は、アフガニスタン原産の鉱石「ラピスラズリ」を用いて鮮やかな青で弥勒の姿が緻密に描き出された、バーミヤンの仏教美術の最高峰とも評される作品です。

 

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