1月 23, 2022 20:55 Asia/Tokyo
  • アメリカの新しい駐日大使、ラーム・エマニュエル氏
    アメリカの新しい駐日大使、ラーム・エマニュエル氏

アメリカの新しい駐日大使、ラーム・エマニュエル氏が、着任をめぐり物議をかもした末23日日曜、日本に着任しました。

NHKによりますと、ラーム・エマニュエル氏は23日夕方、妻のエイミーさんとともに羽田空港に到着しました。

日本到着後、エマニュエル氏はツイッターに日本語と英語で、「はじめまして。日本に到着しワクワクしています」などと投稿しました。

エマニュエル氏は、中西部イリノイ州シカゴ出身の62歳。連邦議会の下院議員などを務めたあとオバマ政権で大統領首席補佐官を務め、当時、副大統領だったバイデン大統領の信頼を得たとされ、大統領とじかに話ができる関係だと言われています。

エマニュエル氏はその辣腕ぶりで知られる一方、手荒い政治手法から政敵も多く、米アクション映画の主人公にちなんで「ランボー」の異名を持つほか、トラブルメーカーとする声もあがっています。

シカゴ市長時代には、黒人少年が警官に射殺された事件後、情報開示などの対応が不適切だったとして批判を浴びました。

今回の駐日大使起用をめぐっては、同氏が市長時代に警察官に射殺された被害者の黒人らの遺族ら28人が、エマニュエル氏の駐日大使起用に反対する声明を発表したほか、民主党左派からも強い反対意見が出ていたいきさつもあります。

このようなエマニュエル氏が日米関係のさらなる強化に向けて、どう手腕を発揮するのか注目されています。

エマニュエル氏は、日本へ出発する前に行ったNHKとのインタビューの中で、日米関係について、中国の影響力の拡大を念頭に、「2つの民主主義国家は共通の価値観を発展させるため、重要な局面を迎えている」と述べ、関係の強化に尽くしたいという考えを示しています。

アメリカの駐日大使は、2019年7月にハガティ前大使が上院議員選挙に立候補するため辞任し帰国して以降、およそ2年半にわたって空席となっていました。

アメリカ大使館によりますと、エマニュエル氏は、新型コロナ対策のための都内の大使公邸での10日間の隔離期間を経て、駐日大使としての活動を始める予定だということです。

 

 


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