4月 27, 2022 16:19 Asia/Tokyo

ロボットメーカーのテムザック(福岡県宗像市)が、歯科学生の研修向けに小児型の患者ロボット「ペディアロイド」を開発しました。

同社の石井 佑典(いしい ゆうすけ)技術本部長は、このロボットにより、「治療を嫌がる子どものジタバタと暴れる動作や、臨床実習が難しい子供の歯科治療をリアルに体感できる」と説明しています。

このロボットは5~6歳の想定で身長110センチメートル、体重は23キログラムで、表面はシリコン素材で首や手足、顎など24カ所がリアルに動くほか、泣き声や呼吸音を発して、「痛いよ」などの音声も自由にパソコンやタブレットで操作できるのが特徴です。

また喉の奥を押すとセンサーが反応して、おえつの音を発し、歯は削ることができ、交換も1本ずつ可能であり、虫歯を再現した歯も用意されています。

このロボットは先行導入した、福岡歯科大学の尾崎正雄教授は「患者の容体が急変した場合を教える必要もあるが、小児の臨床実験は難しい」とし、患者型ロボットを使った実習の効果について語っています。

実際の教育現場では、声のかけ方や心臓マッサージのタイミングなど容体急変の際の対応を繰り返し練習できることから、学生からは「通常では体験できない実習で、もう一度受講したい」といった感想が聞かれたということです。

なお、このロボットの販売は歯科機器メーカーのニッシン(京都府亀岡市)が担い、価格は2000万円未満を想定しています。

すでに福岡歯科大学にも、ペディアロイドについて海外から複数の問い合わせが来ているということです。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ