6月 02, 2022 19:32 Asia/Tokyo
  • 島根原発
    島根原発

島根県の丸山知事は、松江市にある中国電力・島根原発2号機の再稼働について同意する考えを県議会で表明しました。

NHKによりますと、丸山知事は、2日木曜の県議会で、「産業や生活のために電力を維持する必要がある」との理由で「再稼働は現状ではやむを得ず、容認する」と述べました。

一方、「不安のない生活をするには原発はない方がよく、なくしていくべきだと思う」「県民に不安や心配が残るものであり、苦渋の判断だ」とも述べました。

島根原発2号機は、昨年に原子力規制委員会の新しい基準に合格し、今年2月には地元の松江市長が中国電力との安全協定にもとづいて再稼働に同意していました。

今回の県知事による再稼働容認をうけ、中国電力は今年度中に安全対策の工事を終え、同原発を再稼働させる方針です。

島根原発2号機は1989年2月に営業運転を開始しました。2011年に事故を起こした東京電力・福島第一原発と同じ沸騰水型です。また、日本国内にある原発で唯一県庁所在地に立地する原発としても知られ、30キロ圏内の人口はおよそ45万人です。

島根県は同原発で重大な事故が起きた際に、住民を広島県や岡山県などに避難させる計画を策定しています。しかし、県が実施する避難訓練は今年は新型コロナウイルスの影響で中止になり、住民が自家用車を使った避難訓練もこれまで一度も行われていないなど、実効性に疑問の声も出ています。

 


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