4月 08, 2017 17:17 Asia/Tokyo
  • アメリカの攻撃に対するシリア人のデモ

シリアの人々が首都ダマスカスの通りで、シリアの空軍基地に対するアメリカの攻撃を非難しました。

シリアの人々はこのデモの中で、この侵略に対する反応を求めました。このデモに参加した市民はこのように語っています。

「この空爆で死亡したシリアの兵士は我々の国民であることから、この攻撃は戦争犯罪であり、われわれは決してそれを許さない」

シリア政府もまた、はっきりと、「アメリカの侵略は、シリアのあらゆる場所にいるテロリストの弾圧に向け、この国の決意を増すことになった」と強調しています。

アメリカは7日金曜未明、先週火曜のイドリブに対してシリアが化学兵器による攻撃を行ったと主張して、地中海から59発のミサイルをホムスのシリア空軍基地に向けて発射しました。

この攻撃により、子供4人を含む9人が死亡、数名が負傷しました。アメリカの空爆により、空軍基地の近くの村には大きな被害がもたらされました。

シリアにおけるアメリカの干渉的な動きはシリアの主権の大規模な侵害であり、国際法への明らかな違反です。この攻撃はテロ対策の前線で戦っているシリア軍兵士、そしてシリアの民間人数百人の死亡、さらにはこの国の民家や公共施設の破壊につながっています。

こうした犯罪はISISやヌスラ戦線などのテログループの行動に加えて、シリアに破壊や混乱を生じさせています。実際アメリカとテロリストは、シリア人の殺害拡大に向け互いに助け合っています。アメリカはシリアの領土における直接軍事行動の枠内、あるいはここ数年のアメリカの対ISIS連合の枠内で、あらゆる方法でシリアの領土を侵害しており、シリアにおける自国軍の駐留や連合軍の活動に関して、シリア政府と一切の合意を締結していません。

こうした中、国連の許可なく行われているアメリカのシリアでの単独行動、干渉は、トランプ政権時代にいっそう拡大しています。

明らかに国際法規の枠外での主権を無視した利己的な行動は、その国の領土保全を侵害する行為と見なされ、主権を侵害したりシリア人を殺害したりといったアメリカの戦争犯罪を正当化する理由にはなりません。

シリアの政府やここ数ヶ月の世界の人々のアメリカのシリアでの主権侵害に対する反発の拡大は、アメリカの緊張を作り出す外交政策への反対が拡大していることを示しています。明らかにアメリカは中東の危機を助長し、複雑にしているのです。

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