アメリカ大統領がイラク攻撃の決定の誤りを認める
3月 04, 2018 16:18 Asia/Tokyo
-
アメリカのトランプ大統領
アメリカのトランプ大統領が、イラク攻撃は誤りだったとしました。
CNNは、3日土曜、トランプ大統領がフロリダ州で共和党の献金者との昼食会で行った発言を収めた音声ファイルを入手し、3日夜にそれを公開しました。
この音声ファイルでは、トランプ大統領は2003年のアメリカと同盟国のイラク攻撃を理由に、当時のジョージ・ブッシュ大統領とアメリカの諜報機関を批判しています。
トランプ大統領は、「我々は長年にわたり国を動かした悪い政治家を抱えていた」と語りました。
また、2003年のイラク攻撃は前代未聞の最悪な決定だったとしました。
さらに、これ以前にも、イラクの大量破壊兵器保有に関する、アメリカの諜報機関の失敗を批判しました。

アメリカとイギリスはイラクが大量破壊兵器を保有していると主張して、2003年3月、国連安保理の許可なくイラクを攻撃しました。
この攻撃は、莫大な数の民間人が死傷し、イラクのインフラが破壊される結果につながりました。