2019年06月04日16時10分
  • イエメン保健大臣、「イエメンでのサウジの犯罪行為は、サウジの政権の素顔を暴露」

イエメンのムタワキル保健大臣が、サウジアラビアの犯罪に対する国際社会の沈黙を批判し、「サウジアラビアは、対イエメン攻撃に際して使用禁止兵器を用いている。このことは、イエメン国民の間での危険な病気の蔓延につながる」と語りました。

ムタワキル保健相は、イエメンの首都サヌアにおいてプレスTVのインタビューに応じ、「わが国は、サウジアラビアにより陸、海、空から完全に封鎖されている。このため、他国からのわが国に対する医薬品の搬入や医学的治療を必要とする患者の搬送ができなくなっており、しかも、サウジ軍は封鎖地域に対する医療チームの派遣すらも阻止している」と述べています。

また、「サウジ軍に封鎖された地域の人々は、栄養不良に苦しんでおり、これまでに彼らの多くが飢餓により国際社会の沈黙のもとで命を失っている」としました。

さらに、イエメン国内の病院の状況についても、「これまでにおよそ430の病院や医療センターが、サウジアラビア軍の戦闘機による被害を受けており、サウジ軍は国際NGO・国境なき医師団をも攻撃している」と語っています。

ムタワキル保健相は、イエメン人患者の状況に対する国際社会の無関心振りを批判するとともに、「これまでに、いずれの国際機関もわが国への医薬品や医療機器の搬入の下地を整備できていない」と述べました。

また、これまでに少なくとも97台の救急車が、サウジ・UAE主導アラブ連合軍の戦闘機により破壊されているとし、「サウジアラビアとその同盟国にとっては、侵してはならないレッドラインなどは存在せず、人道に沿った価値観や原則はもはや意味がない。彼らはイエメンであらゆる犯罪に手を染めている」としています。

サウジアラビアとUAEアラブ首長国連邦はは、2015年3月からアラブ連合軍を結成し、アメリカの支援を得てアラブ最貧国であるイエメンへの大規模な戦争を展開しています。

 

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