イスラエルが数百トンの核廃棄物をヨルダン川西岸で処分
10月 16, 2019 21:57 Asia/Tokyo
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イスラエルが数百トンの核廃棄物をヨルダン川西岸で処分
シオニスト政権イスラエルが、自国の核廃棄物及び化学廃棄物の50%以上をパレスチナ・ヨルダン川西岸に埋め立てていたことが明らかになりました。
英オンライン紙インディペンデントのアラビア語版によりますと、ヨルダン川西岸地区の分離壁近くにある農村は、シオニスト政権イスラエルの工場から密かに持ち込まれた危険な核・化学廃棄物の処分する場となっています。
同紙の報道では、ヨルダン川西岸のアル・アリール州には毎日700トンの有毒な産業廃棄物が投棄され、シオニスト政権の関係者がヨルダン川西岸の農村や市街地に危険な廃棄物が搬入されるのを監視しています。
パレスチナ当局者は、「パレスチナ自治区に流入する有害廃棄物の70%を阻止することに成功しているが、毎日数百トンの廃棄物がヨルダン川西岸地区に持ち込まれている」と話しています。
インディペンデントは、シオニスト政権にとって、これら廃棄物の処理コストが非常に高くつくことから、ヨルダン川西岸地区で廃棄物が密かに処分される原因となっていると分析しています。
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