12月 11, 2019 23:49 Asia/Tokyo
  • イエメン軍
    イエメン軍

サウジアラビア主導アラブ連合軍が、イエメン占領で何の成果も得られず、一部の地域に足止めされてから5年が経過しました。

イエメンの一部の地域では、侵略者の追跡作戦が今も続いています。また、サウジ軍の一部はイエメン西部アデンに駐留していますが、彼らの置かれた状況は好ましいものではありません。これに対し、イエメンの人口密集地帯は同国の政府軍と人民委員会(義勇軍)が掌握しています。

政治専門家のムハンマド・マンスール氏は次のように述べています。

「“侵略者は戦争や戦略、目的において失敗した”と断言するのは我々ではない。今や侵略者の大本営もこの結論に達し、現在すでにこの状況から脱出をはかりつつある」

5年目に入ってもアラブ連合軍の目的が達成されない長期戦は、軍事的な対抗のプロセスや力のバランスの変化に遭遇しています。サウジアラビアのサウジアラムコ社の石油施設に対する、ミサイル・無人機による大規模な攻撃の後、サウジ政府とアラブ首長国連邦は軍事的手段に代わる政治的な手段の模索へと転じました。

政治評論家のハサン・アルワリース氏は、次のような見方を示しています。

「サウジアラムコ社への攻撃は、同国さらには世界の関係方面の立場までも転換させる上で大きな影響力があった。そして、サウジ・アラブ連合軍側は現在、イエメンにおける政治的な解決策を模索する必要性に気づいている。サウジや世界の経済の深奥には甚大な被害が及んでいる」

ジャーナリストのアフマド・アルシャリーフィー氏は、次のように述べています。

「無人機やミサイル能力、そして侵略者側の領内の奥深くにある標的を正確に捉える力が拡大したことで、力のバランスが政府軍や義勇軍にとって有利になっている」

イエメン軍が進歩した結果、サウジアラビアは非公式なものであるにせよ、イエメンのシーア派組織アンサーロッラーとの直接会談の受諾を迫られています。同時に、スーダンがイエメン駐留の自国軍の数を1万5000人から5000人に削減すると発表したことから、複数の報道を見る限り、イエメン戦争での政治的な解決の模索において、イエメンのすべての関係勢力と良好な関係にあるロシアの役割が見て取れるのです。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.youtube.com

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ

コメント