7月 31, 2020 05:08 Asia/Tokyo

31日金曜はイスラム暦1441年ゼルハッジャ月10日にあたり、イスラム教徒にとって一大祝祭とされる犠牲祭の日です。

この日、サウジアラビア聖地メッカへの巡礼を果たした人々=“ハージー”の敬称を冠される人々は神の命により、また神の満足のためにヒツジやウシなどを生贄に捧げ、預言者イブラーヒームの偉業に倣います。

神は、預言者イブラーヒームの信仰心や誠実さを試すため、息子の預言者イスマーイールを生贄にして、神にささげるよう命じました。

預言者イブラーヒームは、自分に課されたこの使命がとてつもなく大きな試練であったにもかかわらず、神に命じられたとおり、イスマーイールを寝かせてその喉ぶえに向かって刃物を振り下ろします。しかし、なぜか刃物はイスマーイールの喉を切り裂くことがなく、何度繰り返してもそれは同じでした。

ちょうどこのとき、神は預言者イブラーヒームに向かって、彼が神による試練を見事に乗り越えたことが告げられ、一頭のヒツジが送られてきます。「イスマーイールの代わりにこのヒツジを殺して生贄にせよ」との神の言葉と共に。

この奇跡の出来事は、人々に対し自己献身、誘惑の克服、神の命に従うことの大切さを教えています。

世界のイスラム教徒はイスラム暦ゼルハッジャ月10日を犠牲祭として盛大に祝い、そこから神への服従や誠実さを教訓として学んでいます。

今年のメッカ巡礼の儀式は、世界での新型コロナウイルスパンデミック化により、社会的距離の維持などの厳しい衛生プロトコルを順守する中で開催され、巡礼者の数は例年より非常に少なく、サウジ市民や同国在住の外国人イスラム教徒のみの計1万人ほどとなっています。

 

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