3月 03, 2021 20:37 Asia/Tokyo

国連が、「イエメンでの食糧危機に関する国連の支援目標は達成できていない」としました。

フランス通信が3日水曜、報じたところによりますと、食糧危機が深刻化するイエメンへの支援を呼びかける国際会合が今月1日に開催され、100を超える政府や支援者に対し、38億5000万ドル(約4100億円)の支援が求められたものの、実際に拠出が表明されたのは約16億7千万ドル(約1780億円)にとどまった、ということです。

これを受け、グテーレス国連事務総長は、人道危機にあるイエメンの人々にとって「死刑宣告(に等しい)」とコメントしました。

また、イエメン最高政治評議会のメンバーのムハンマド・アリ・アル・フーシ委員は、国連によるこの国際会議に呼応し、「イエメン市民への最大の支援は、侵略を中止し、イエメンの人々を苦しめる飛行禁止措置や封鎖を解除させることである」とツイートしています。

サウジアラビアが主導するアラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。

特に新型コロナウイルス大流行の最中でのサウジアラビアの軍事侵略により、アラブ圏最貧国のイエメンは、食糧と医薬品の深刻な不足に直面しています。

添付されている動画は、イエメンの首都サヌアにある病院で今月2日に撮影されたものです。

 

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