May 06, 2021 18:41 Asia/Tokyo
  • イエメン戦争
    イエメン戦争

元イエメン担当国連事務総長特使のジャマル・ベノマール氏が、「米国はイエメンと交戦する側の一国で、アラブ首長国連邦やサウジアラビアに、この戦争の政治的・軍事的支援を行った」と述べました。

レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、ベノマール氏は、「現在地域的観点からは、イエメン危機における突破口が作られた」と述べました。

続けて、イエメン危機には軍事的解決方法は一切なく、政治的なプロセスに戻るべきであるとして、「米国の計画は、この危機の解決にとっては部分的なのものである。なぜなら、そこでは問題の奥深い部分が深く彫り込まれていないからだ」と指摘しました。

そして、「イエメン戦争は、同国で諸政党が合意に署名しようとしていた2015年に起きたが、安保理はイエメンの人々に助力せず、また多くの国は、サウジとの武器取引を締結するため互いに先を争っていた」と説明しました。

アメリカのバイデン大統領は、就任して職務を開始した際に、イエメン戦争の終結を米政府の優先事項であると主張しました。しかし就任から3ヵ月以上が経過した現在、ホワイトハウスではこの問題に関して何らの措置も取られていません。

サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数か国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しています。

この戦争で、イエメンではこれまでに1万7000人以上が死亡、数万人が負傷したほか、約400万人が住む家を失って難民化し、また国内インフラの85%以上が破壊されています。

 

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