May 16, 2021 19:38 Asia/Tokyo

シオニスト政権イスラエルが15日土曜、国際法に違反する形で、自らの犯罪が報道されることを防ぐべく、パレスチナ・ガザ地区内にある複数の国際メディアが入居したビル「Al-Jalaa tower」を攻撃し、これを破壊しました。

この高層ビルには、カタール国営衛星通信アルジャジーラやAP通信、フランス通信など、世界有数の国際メディアが支局を設けており、ガザ関連のニュースを報道していました。

イスラエルによるこの違法な行動は実際、この高層ビル内に支局を置いているメディアが、ガザ住民に対する犯罪に関して現場から直に報道することを阻止するためになされたものです。

イスラエルの新たなガザ攻撃の範囲は非常に広く、前例のないものであり、特に女性や子どもを含む多くの殉教者と負傷者を出しています。イスラエル側は、パレスチナの抵抗グループが民間人の間に彼らの兵力と装備を隠していた、と主張していますが、こうしたイスラエル当局の言い逃れや弱点、動揺はもはや隠し通せないものと当局の正当化説明の根拠のなさやもろさは、これまでになくはっきりとしたものになっています。

例として、イスラエル戦闘機は15日土曜未明、アルシャーティ難民キャンプへの攻撃で人々が居住する建物を爆撃し、建物は瓦礫となって中にいる住人に降り注ぎました。そして、救急隊員は爆撃後の瓦礫の下から10人の殉教者の遺体を運びだし、15人の負傷者を救出していますが、その多くが女性や子どもでした。

当然のことながら、これらの犯罪が暴露され、それに関する映像や報道記事が現地から直接配信されることは、イスラエルとこれを支持する西側諸国にさらなる不名誉をもたらすだけでなく、ガザ住民に対するイスラエルの犯罪阻止を迫る各国の世論の圧力をますます高めることになります。この問題を回避すべく、イスラエル当局はある方法を見つけました。それが今回実行に移された、ガザ地区にある国際メディアの中枢本部の破壊です。イスラエルは、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスがこの高層ビル、そしてジャーナリストらの存在を、人間の盾として利用した、と主張しています。

しかし、イスラエルのこの違法な行動は大きな反発を引き起こしています。ドゥジャリク国連事務総長報道官は、「グテーレス国連事務総長はメディアの事務所への攻撃を国際法違反とみなし、これを回避すべきだとしている」と語りました。

数多くの抗議にもかかわらず、アメリカを筆頭とするイスラエル寄りの西側政府は、今回のイスラエルの行動を非難しようとしませんでした。実際、イスラエルに片寄って支持するアメリカの行動こそが、イスラエルによる被占領地パレスチナでの人類に反する違法行為を実行に移すことを助長しているといっても過言ではないでしょう。

 

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