6月 22, 2021 15:49 Asia/Tokyo
  • イラクとシリアでの米占領軍
    イラクとシリアでの米占領軍

西アジアはもとより世界のあらゆる地域にアメリカ占領軍が進出したことは、これらの地域の人々にとって苦痛や情勢不安、不幸を引き起こしだけでした。しかも、アメリカ側の主張とは裏腹に地域の安全保障や平穏とならなかったのみならず、多数の困難をもたらすという皮肉な結果となっています。

この枠組みにおいて、米占領軍や彼らが従えている武装テロ集団およびその要員らはこれまで数年にわたりシリアの北部と東部、そしてイラク北部に進出・駐留しており、イラクの政府やシリア合法政権の再三の要求にもかかわらず、依然としてこれらの国の領土を占領し、その地域の資産や農産物、石油資源の略奪を続行しています。一方でこれらの国の人々は、アメリカによるこうした人道に反する犯罪行為、さらには対シリア制裁行使のために、経済・社会面での諸問題に苦しみ、各種の圧力(経済的・社会的圧力とそこから生じる困難にさらされています。

これに関して、シリアのテレビ局アル・アフバーリーヤは21日月曜、同国領内におけるアメリカの略奪行為のもう1つの側面を暴きました。同局は、「米占領軍は、アメリカが支援するクルド人主体組織・QSDシリア民主軍の要員の陰謀や要員らと共謀した計画により、シリアの石油や小麦の窃取を続行している。これらの部隊は、最新の事例において、シリア北部・東部地域からトラック32台分の小麦を、イラク北部の米軍基地に移動させた。また、今年5月だけでトラック150台以上の小麦、さらにはタンクローリー500台以上分の原油を、シリアの油田から同国領内に移送している」と報じています。

アメリカがこのような行動に出た主な目的の1つは、シリアの北部と東部および、イラク北部で米軍が必要とする資源の確保であるとともに、QSDなど自らが雇い入れている武装テロ組織や傭兵のニーズを確保することにあります。

米占領軍がシリア北部での同国民の資源の略奪・窃取に熱を上げている一方で、同国北東部マンビジ市をはじめとしたこれらの地域の人々は、これまでに何度も抗議デモを開催し、米軍の駐留や資源強奪などの彼らの行動への抗議の意を表明してきました。しかし、こうしたデモの一部はQSDとの衝突に発展し、一部の抗議者はQSDの傭兵により死傷しています。

そのような米軍の行動の結果として、これらの地域の人々、そしてイラク北部の住民は、アメリカの占領軍の駐留に耐えかねています。ましてや、アメリカ自身とその傭兵の陰謀のシナリオはさておき、数多くのアメリカの基地と拠点への攻撃は、アメリカの占領者とその傭兵に耐えかねているこれらの地域の人々が行うことができるでしょうか?イラク・シリアの一部地域の市民は、人々の財産の窃取に始まり、シリア軍などへの攻撃を行わせるテロ組織ISIS系列の要員の米軍基地内での訓練に向けた新たな工作にいたるまでの、アメリカ軍の占領や窃取・挑発行為の終結を望んでいるとともに、自らの国土からのこれらの占領軍とその傭兵らの撤退という、ただ1つのことを要求しているのです。

これに関して、イラクの情報筋は21日月曜も、シリア北東部ハサカ県近郊基地内にある米軍のシャッダーダ基地に数発のロケット弾が打ち込まれたことを明らかにしました。このように、これらの地域の人々は、自国領内からの米軍の撤退を求めています。そして、彼らの要求こそが、真摯に受け止められるべきものだと言えるでしょう。

 

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