1月 22, 2022 17:15 Asia/Tokyo

サウジアラビア主導アラブ連合が、これまでで最大級の被害をもたらす攻撃を行い、収容所にいた多数の移民が殺害されました。

アラブ連合の戦闘機は21日金曜、イエメン北西部サアダ県にある収容所を空爆しました。これまでに確認された死傷者は200人を超えるということです。

国境なき医師団の発表では、死者は少なくとも70人、負傷者は138人となっています。

また、50人以上が依然として瓦礫の下に埋もれていると見られています。

サアダ県の病院筋は、負傷者の手当てをするのに十分なだけの医療用品や器具がなく、状況は困難なものだとしています。

この収容所には約2500人の移民がいたとされています。

イエメン救国政府は、発表した声明においてこのサアダでの殺戮を激しく非難し、侵略者らとその中心にいるアメリカがこの件で責任を負っているとしました。

イエメンの首都サヌアや、ホダイダ、サアダなどの都市への攻撃は、イエメン軍と人民委員会がUAEアラブ首長国連邦のアブダビに無人機・ミサイル攻撃を行った後の18日火曜より続き、連日のようにサウジアラビアの戦闘機がイエメン各地へ空爆を行っています。

サウジアラビアは、アメリカ、UAE、その他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、陸、海、空から同国を全面封鎖しています。

サウジアラビアとその同盟国がエメンで行う戦闘により、同国ではこれまでに1万6000人以上が死亡・数万人が負傷し、数百万人が難民となっています。

WHO世界保健機関やユニセフ国連児童基金などの国連の諸機関は、イエメンへの侵攻が続く影響で同国の人々がこの100年で経験したことのない飢餓や人道的危機に直面していると、繰り返し警告しています。

 


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