May 16, 2022 18:23 Asia/Tokyo

イエメン首都にあるサヌア空港で16日月曜、6年ぶりの再開後初めてとなるヨルダン行きの国際便が運航されました。

レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、今回のフライトは、サウジアラビア主導アラブ連合が臨時停戦を破っていることにヨルダン当局者が繰り返し抗議を行った末、1ヶ月半遅れで実現しました。

国連の監督下における2か月間の人道的停戦は、今年4月2日から始まり、6月2日に終了する予定となっています。停戦内容によればアラブ連合は、6年間封鎖されていたサヌア空港に対し、病人の海外搬送などのための一部の航空便の運航許可を出さなければいけないと定められていました。

この人道的停戦ではまた、2か月の期間中に、サヌア空港からヨルダンとエジプトに向けての商用飛行を週に2回実施すると約束されていましたが、アラブ連合は今日までこれを守らず、実現していませんでした。

サウジアラビアは、アメリカ、UAEアラブ首長国連邦、その他の一部の国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへ軍事侵攻を行い、同国の全面封鎖を始めました。

サウジアラビアとその同盟国が起こした戦争により、イエメンではこれまでに数十万人の国民が死傷しているほか、400万人が難民となっています。

国連の発表によれば、イエメンは世界最悪の人道的危機に陥っており、同国では現在、2900万人の同国人口のうち80%にあたる人々が、生活を続けるのに支援を必要としているということです。

 


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