May 18, 2022 21:34 Asia/Tokyo

レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーの派閥が、先日行われた議会選挙の最終結果において、議会の最大派閥を維持したことが分かりました。

レバノンの議会選挙は15日日曜、国内全域で実施され、立候補していた103の所属先の718人が、15の選挙区の128議席を争いました。今回の議会選挙の投票率は、41%を超えていました。

レバノンのアルマヤディーンテレビによりますと、同国内務省が発表した最終統計では、ヒズボッラーはその同盟者らと合わせて依然として議会の最大派閥を維持しているという結果となりました。ヒズボッラーの獲得議席数は13で、前回の2018年選挙の議席数を維持しています。さらに、アマル運動は15議席、ヒズボッラーと同盟する無所属の候補者が3議席を獲得しました。

また、自由国民潮流はアルメニア革命連盟と合わせて21議席、マラダ潮流は2議席を獲得、ヒズボッラーと同盟する各慈善団体も計2議席、連合党(Union Party)も1議席を獲得したとしています。

アアルマヤディーンのレポーターは議会選挙の結果をめぐり、「抵抗に反対する者たちは、今回の選挙に勝利することで、自身の政治および戦略的目的、つまり抵抗勢力の瓦解を、[ヒズボッラーの]武装解除というスローガンに掲げて実現させようと企んでいた。米国のシェンカー(David Schenker)元国務次官補が認めているように、米政府はヒズボッラーにレバノンの経済的および社会的危機の責任をかぶせようと、制裁を行い経済的圧力を加えた。しかし、このようなあらゆる工作をもってしても、レバノンでの過去の状況の再現を抵抗反対勢力により行えるという幻想は、起こりえないものだ」と伝えました。

17日火曜に発表された、15の選挙区のうち12の選挙区での議会選挙当選者名によれば、自由国民潮流は18議席、レバノン軍団は20議席、市民社会運動(Civil Society Movement)は12議席、ヒズボッラーとアマル運動は計31議席を獲得したことになります。

また、進歩社会党は9議席となり、ヒズブッラーが主導する3月14日勢力による議会での過半数獲得はなりませんでした。一方で、改革派の候補者は少なくとも13議席を獲得しています。

 


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