7月 03, 2022 21:00 Asia/Tokyo

アメリカ人弁護士ボビー・ディチェロ氏は、黒人青年ジェイランド・ウォーカーさん(25)が警官らと衝突した様子を捉えた映像について、ウォーカー氏が「およそ90発もの銃弾を受けたことを示している」と語りました。

アフリカ系米国市民のジェイランド・ウォーカーさんは先月27日、米オハイオ州アクロン市で交通違反により同市警察に追跡されました。

アクロン市警は、ウォーカー氏が逃走しようとした際、警察に向かって発砲したと主張しています。

オハイオ州の地元筋は、「警察はこの事件に関する詳細を明らかにしていない」とし、「ウォーカー氏殺害の中で、警察側は彼に対し数十発の銃弾を放った」としました。

消息筋は、「警察側はこの事件を受け、捜査終了までこの黒人青年殺害に関与した警察官らを一時的に拘束した」としています。

ファールス通信によりますと、ウォーカー氏側の弁護士ボビー・ディチェロ氏は、「ウォーカー氏はアクロン市内で、警察により6秒足らずの間におよそ90発もの弾丸を打ち込まれ、死亡した」と語りました。

また、「警官らが身に着けていたボディカメラの映像から、ウォーカー氏が警察官に対し、何ら脅迫していないことがわかっている」と述べています。

さらに、米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、アクロン市警署長がディチェロ氏と面会した際、ウォーカー氏が警官らの命を危険に陥れたことを裏付ける証拠は全く見つかっていないと語ったと明らかにしました。

アメリカでは、特に2020年5月25日にミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官デレック・チョービン氏による黒人市民ジョージ・フロイドさん殺害事件の後、黒人に対する警察の過剰な暴力行使の問題により、大規模な市民の抗議の波を引き起こし、世界中に波及しました。

こうした大規模な全米規模の抗議行動は、「ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命は大事だ)」運動として台頭してきています。

 


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