8月 17, 2022 19:18 Asia/Tokyo
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ロシアがSCO上海協力機構の加盟国に対し、SWIFT・国際銀行間通信協会に代わる取引システムとしてロシアが構築したSPFSへの加入を呼びかけました。

ロシアは2014年、アメリカによりSWIFTからの除名を示唆されて以来、SPFSの稼動に向けたプロセスを開始しており、このシステムによる初取引は2017年12月に実施されています。

SWIFTとは「Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication」の略で、ベルギーにおいて1973年5月に、欧米15カ国の239の銀行により設立された、銀行間の国際金融取引を仲介する民間共同組合の名称です。

このシステムの目的は、国際基準にはそぐわない紙またはテレックスによる取引方法を、国際基準化された方法に置き換えることでした。

このシステムにより、日本を含む200以上の国と地域が相互に接続され、1万1000以上の金融機関の間でのやり取りが可能になっています。

ロシア政府は昨年、同国中央銀行の情報を引用しての報告において、「わが国が提唱するロシア版SWIFTすなわち、SPFSを利用する法人や銀行の数は404に達している」と表明しました。

ロシアのニュース局・ロシアトゥデイによりますと、レシェトニコフ・ロシア経済開発相は、「わが国はSCO加盟国に対し、SWIFTと同じ機能を持つ銀行間メッセージングシステム・SPFS への参加を提案した」と述べています。

また、「SCO加盟国は、自国の決済システムの能力を引き続き発展させ、自国通貨による二国間取引量を増やす必要がある」と語っています。さらに、「ロシア・中国間の貿易量全体の25%が、ロシア・ルーブルと中国人民元で行われているなど、すでに良い結果が得られている」としました。

SCOには現在、中国、インド、カザフスタン、キルギス、ロシア、タジキスタン、パキスタン、ウズベキスタンの8カ国が加盟しているほか、アフガニスタン、ベラルーシ、イラン、モンゴル、アルメニア、アゼルバイジャン、カンボジア、ネパール、トルコ、スリランカがオブザーバー参加しています。

なお、この組織は最近、イランの正式加盟に同意しました。

 


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