8月 28, 2022 14:39 Asia/Tokyo
  • 国連のグテーレス事務総長
    国連のグテーレス事務総長

国連のグテーレス事務総長が、第10回NPT核拡散防止条約再検討会議で参加諸国が全会一致で最終文書を採択できず会議が失敗に終わったことに遺憾の意を示し、世界のすべての国々に対して、緊張や核の危険の緩和を目指しての対話、外交努力、協議を呼びかけました。

第10回NPT再検討会議は今月1日、新型コロナウイルスの世界的大流行による2年半の延期の末に、米ニューヨークの国連事務局で188の締約国の代表が集まって開始され、26日金曜に最終日を迎えました。

この会議は、ロシアの反対により最終文書を採択することなく終了しました。最終文書の草案についてはイランも、その不均衡な内容に不満を表明しています。

イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は、NPT再検討会議が全会一致で最終文書を採択できず、NPTの掲げる目標の推進機会を活かせなかったことに遺憾の意を示しながらも、会議参加諸国が誠実で有意義なやり取りを行い、また、世界的な軍縮・不拡散体制の礎石としてのNPTの正式認知が進んだことは歓迎できるとしました。

一方、同会議が人類の集団的安全を脅かす問題に対処しきれなかったことについての遺憾と失望の意を再度表明して、「緊迫した国際情勢、そして偶発的であれ誤算であれ核兵器使用の危険性が増大していることは、緊急かつ断固とした対処を必要としている」と指摘しました。

次回の第11回NPT再検討会議は、2026年に米ニューヨークの国連本部にて開催される予定です。

 


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