9月 25, 2022 20:05 Asia/Tokyo

カリブ海で大きな被害を出したハリケーン「フィオナ」は温帯低気圧になったものの、依然強い勢力を保ったままカナダ東部に上陸しました。

CNNによりますと、フィオナは24日未明、カナダ南東部ノバスコシア州に上陸しました。これにより、同州では最大瞬間風速約49.7メートルを記録しました。24日夜の時点では最大風速約30メートルと、勢力を弱めていますが、カナダ当局は依然危険な状態が続くと警告しています。

被害も各地で出ており、同州州都ハリファックスではアパートの屋根が崩落し、約100人が避難しました。

また、東部ニューファンドランド島南西端に位置する町チャンネルポルトーバスクでは、海岸の家屋が倒壊し、一部の建物が海に落下しました。州当局は火災や家屋の浸水、流失などが起きているとして、町に緊急事態宣言を出しました。

同町内では、倒壊した家屋から女性1人が救出され、病院へ運ばれました。容体は明らかになっていません。

地元ジャーナリストによると、被害の規模は2003年にカナダ東岸を襲ったハリケーン「フアン」をはるかに上回っているということです。

トルドー首相は24日の記者会見で、被災地への支援を開始したと明らかにしました。軍隊も現地に派遣され、被害の調査やがれきの片付けを手伝うことになっています。

カナダでは、24日夜の時点で東海岸の50万世帯近くが停電しています。ノバスコシア州のヒューストン州首相は、州内で道路が流失し、樹木や送電塔が倒れるなどの被害が出ていると述べ、停電の復旧が最優先課題のひとつだとしています。

 


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