10月 06, 2022 21:24 Asia/Tokyo
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英国国教会で行われた調査で、司祭らによる道徳的腐敗の深刻さが明らかになりました。

英国メディアが性的虐待事件で最大規模の捜査と伝える今回の調査で、弱者や児童らへの性的虐待が383件確認されました。教会幹部は、今回の件はさらなる調査と注目が必要とされると述べています。

英国国教会最高位とされるカンタベリー大主教は、今回明らかになった腐敗の実態について謝罪しました。

12年前にも同様の調査が行われ、13件の道徳腐敗が確認されました。しかし、5日に公表された最新の調査結果では、教会内部の腐敗を厳しく批判しています。

この報告によると、383件の腐敗行為のうち、168件が児童、149件が成人弱者に対する性的虐待だったということです。

一方、英国メディアは、実際の腐敗行為件数は公表されたものよりも多いとしています。幼少期に教会幹部から性的虐待を受けた一人は、BBCの取材に対し、「教会による調査に参加したいと伝えたものの、無視された」とし、「私は裏切られたと感じた。なぜなら、報告書ではすべての被害者に対して調査が行われたと記されていたのに、私の名前はなかったからだ」と述べました。

同報告では、教会司教242人、職員53人、ボランティア41人が性的虐待に関与したとされています。残りは教会内でポストを持っていなかったか、身元が明らかになっていないということです。

もっとも英国の道徳的及び性的スキャンダルは教会に限ったことではなく、政府機関でも起こっています。4年前には、イギリスの議会でも性的暴行事件が発覚し、大きな騒ぎになりました。

英国議会の調査によると、議員らによる性的暴行は、議会責任者の沈黙により常態化していたということです。

 


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