11月 05, 2017 19:16 Asia/Tokyo
  • トランプ大統領、安倍首相
    トランプ大統領、安倍首相

アメリカのトランプ大統領が、アジア歴訪の最初の訪問国である日本を訪れています。トランプ大統領は、東京のアメリカ軍横田基地でアメリカ兵や自衛隊員を前に演説し、再び、北朝鮮をけん制し、「アメリカの決意を過小評価するべきではない」と語りました。

トランプ大統領の日本訪問

トランプ大統領は、日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンのアジア歴訪の中で、北朝鮮のミサイル・核計画を見直させるための圧力を強めようとしています。この中で、トランプ大統領と安倍首相の会談は、特に重要です。安倍首相は、アメリカの地域の同盟国の中でも、他の国以上に、トランプ大統領の対北朝鮮政策を支持しています。この数ヶ月、北朝鮮によるミサイル攻撃を何度も目にしてきた日本にとって、北朝鮮は非常に危険な脅威となっています。日本の関係者は、トランプ大統領の北朝鮮政府に対するけん制が、北朝鮮の核・ミサイル計画の見直しにつながることを期待しています。しかし、これまでのところ、このけん制により、北朝鮮は、核実験やミサイル実験を増加しています。

トランプ大統領の日本訪問

とはいえ、トランプ大統領と安倍首相の協議は、北朝鮮への対策や安全保障の問題に限られません。両国の間では、貿易問題に関しても議論が交わされると見られています。トランプ大統領は、日本訪問を前に、国民に対し、アメリカの貿易赤字を削減すると約束しました。

トランプ大統領の日本訪問

この中で、トランプ大統領は、”アメリカ・ファースト”のスローガンを掲げ、就任直後にTPP環太平洋パートナーシップ協定から離脱する方針を正式に表明しました。このようなアプローチは、アメリカとの貿易額がおよそ2000億ドルにのぼる日本にとって、懸念すべきものです。日本とアメリカの貿易関係に変化が起こり、日本市場のアメリカ製品への開放を求めるトランプ大統領からの圧力が強まれば、日本の経済は大きなダメージを受けることになるでしょう。

このことから、北朝鮮問題を巡るアメリカの世論操作によって、日本が安全保障のために、アメリカとの貿易による経済利益を断念しない限り、トランプ大統領の日本訪問の中で、日本側は大きな貿易面での利益を与えるだろうと見られています。トランプ大統領は、実業家として、サウジアラビアに対してもこのような政策を取り、イラン恐怖症をあおることで、リヤド訪問の際に4500億ドルの武器売却協定に調印しました。今回、北朝鮮問題を巡るトランプ大統領の世論操作により、日本はアメリカとどのような取り決めを結ぶことになるのでしょうか。

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