2019年08月24日20時50分
  • キム委員長
    キム委員長

この3週間で7度にわたり射程距離500キロ以下のミサイル発射実験を敢行した北朝鮮が、今度はアメリカに対する舌戦の新ラウンドを開始しました。

北朝鮮の一連のミサイル発射実験は、米韓合同軍事演習への抗議として行われ、今年2月にキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と米トランプ大統領が首脳会談に臨んで以来、初めてのことです。北朝鮮はもはや、公然と米政府関係者への糾弾や軍備増強を再開した形です。

北朝鮮のリ・ヨンホ外相は23日金曜、ポンペオ米国務長官を“米国外交の毒草”と評し、「北朝鮮での変化につながると見込まれている“空虚な幻想”は水泡に帰すだろう」と断言しました。

現在、北朝鮮の辛らつな物言いは、同国と米国による非核化交渉再開の可能性を低くするだろうとの見方が強まっています。北朝鮮政府関係者はこれに先立ち、トランプ大統領を「耄碌した老いぼれ」、オバマ前大統領を「サル」と評していました。

キム委員長は中国とロシアの支持をバックに、米国との外交チェスの盤上において驚異的な辣腕ぶりを身につけつつあります。北朝鮮は、朝鮮半島での非核化の条件として、韓国と日本の頭上に開かれた核の傘の撤去、両国合わせて8万人の米軍撤収、米国と日韓の間の合同軍事演習の停止を挙げています。北朝鮮の要求を叶えることは、地域の大国の状況や地政学上の変化、そして極東アジアでの米国の戦略変更を意味します。ですが、これらの事柄は米国側からすればまず不可能、少なくとも極めて困難な事柄だと言えるのです。

 

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