米が、韓国に在韓米軍の駐留経費増額を強要
2019年11月16日14時58分
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エスパー報道官(左)と鄭 景斗国防大臣
アメリカのエスパー長官が韓国に対し、同国に駐留する米軍の経費負担増を要求しました。
ロイター通信によりますと、エスパー長官は韓国の鄭 景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相との会談後、同国政府に日本との日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を維持するよう求めました。
さらに、「北朝鮮の核計画を外交的に終わらせるよう、米韓は合同軍事演習にもっと融通をきかせるべきだ」と語りました。
韓国は、GSOMIAの終了を強調しています。
GSOMIAにより、韓国と日本はミサイル・核計画に関する北朝鮮の軍事活動の情報を直接交換し合えることになっています。
北朝鮮は14日木曜、協議においてより柔軟な姿勢を見せるため米国に設定した1年間の約束の期限終了を前に、米国からの協議の要請を拒否しました。
こうした中、米韓は今後数週間以内に駐韓米軍の来年の駐留経費に関して合意を成立させようとしています。
現在、北朝鮮対策を目的に、韓国には2万8500人の米軍が駐留しています。
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