米・フロリダ州知事が、同州でのテロ攻撃に関してサウジに賠償請求
12月 08, 2019 17:10 Asia/Tokyo
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米・フロリダ州でのテロ攻撃
アメリカ・フロリダ州のデ・サンティス知事がサウジアラビアに対し、同州の軍事基地で最近発生したテロ攻撃の犠牲者とその遺族に対する賠償金の支払いを求めました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、デ・サンティス知事は7日土曜、「サウジアラビアは、アメリカおよび、フロリダ州軍事基地での銃撃事件の犠牲者に対する責任があり、その責任を取って賠償金を支払うべきだ」と語っています。
操縦士としての訓練を受ける目的でアメリカに入国していたサウジアラビア人男性ムハンマド・サイード・アルシャムラーニー(Mohammed Saeed Alshamrani)容疑者はツイッター上で、「自分は、悪にはんたいしており、今やアメリカも完全に悪の国と化している」と書き込んでいます。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件により、アメリカ国内では強い反サウジ感情が広がりましたが、アメリカの政治家はサウジアラビアの豊富な石油資源やオイルマネーを必要とする理由に、サウジ国内でのテロリスト養成や過激なタクフィール派思想を黙認しています。
現在、アメリカの警察当局はフロリダ州軍事基地での銃撃事件に関する捜査を継続する中、サウジアラビア国籍者6名を逮捕しました。
なお、これらの逮捕者のうち3人は、事件発生時に実行犯らの様子の撮影に当たっていた疑いがもたれています。
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