アフガニスタンで麻薬製造量が増加
2月 08, 2020 21:09 Asia/Tokyo
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アフガニスタンで麻薬製造量が増加
アメリカ軍がアフガニスタン駐留を始めた2001年以降、同国での麻薬製造量は数倍に増加しています。
イルナー通信によりますと、アフガニスタン情報筋は8日土曜、同国内でのアヘン生産量が、2018年の5550トンから2019年には6700トンに増加したことを明らかにしました。
この報道では、2018年にアフガニスタンでケシ栽培が行われている土地の面積が翌年には減少したとアメリカは主張しているものの、複数の統計によるとアヘン生産量が前年に比べて増加しているとしています。
アメリカは先日、虚偽の報告によって、2018年に22万1000ヘクタールだったケシの栽培地が、2019年は16万ヘクタールに減少したと主張していました。
アメリカは2001年にテロと麻薬との戦いを口実としてアフガニスタンに駐留を始めましたが、その後19年間、それらの分野で成果を上げていないだけでなく、さらなる情勢不安を引き起こし、麻薬生産量が増加する原因となっています。
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