4月 06, 2020 18:47 Asia/Tokyo
  • 米カナダが、サウジとロシアの石油に対する制裁関税を示唆
    米カナダが、サウジとロシアの石油に対する制裁関税を示唆

石油の協調減産に関するロシアとサウジアラビアの合意を目指す、OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国(OPECプラス)の緊急会合が延期されたことを受け、アメリカとカナダがサウジとロシアの石油に対する制裁関税の導入を示唆しました。

英紙フィナンシャルタイムズによりますと、米国およびカナダ最大の産油地域を抱えるアルバータ州のジェイソン・ケニー州首相らカナダ政府関係者は、「ロシアサウジOPECプラスの緊急会合で合意に至らず、石油戦争の収拾がつかなければ、両国からの輸入石油に制裁関税を導入することについて話し合った」と発言しました。

トランプ米大統領も4日土曜、原油価格戦争の終戦合意に関してサウジとロシアの対立が続いていることを受け、「サウジとロシアが原油生産を減速させないのであれば、制裁関税を手段として考える」と述べていました。

また、「こうした事態は、西アジアの主要な同盟国であるサウジと米国の間に、さらに大きな溝を広げることになるだろう」としています。

情報筋は、ロシアとサウジの対立を受けて、6日月曜に開催予定だったOPECプラス会合が延期されたことを明らかにしました。この発表を受けて原油価格は5日日曜、再び約9%低下しました。

米国産軽油WTIは5日、9.2%値を下げ1バレル25.73ドルに、ヨーロッパ産主要銘柄の北海ブレントも8.7%下がって31.15ドルになりました。

OPECとロシアなどOPEC以外の産油国による協調減産合意は、さらに減産を唱えるサウジの提案にロシアが応じなかったことから、先月をもって崩壊し、これをきっかけにサウジとその支持国はかつてない増産に転じて、ロシアに対する石油戦争を展開しています。

 

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