4月 12, 2020 18:28 Asia/Tokyo
  • スウェーデンが、高齢者の新型コロナ治療を後回しに
    スウェーデンが、高齢者の新型コロナ治療を後回しに

スウェーデン政府関係者が、国内高齢者の一部を新型コロナウイルス対策で手厚い治療をする優先順位から外しました。

スウェーデンの日刊紙アフトンブラーデットは11日土曜、同国ストックホルムのカロリンスカ医科大学病院の文書に基づき、80歳以上の新型コロナウイルス感染者、また病歴がある60歳以上の感染者が、特別治療病棟の入院優先順位から除外されることを報じました。

この文書の内容は、「スウェーデン政府関係者が年齢グループにより特別治療病棟への入院の優先度を区別し、生存確率の高い人にICUの治療を受けさせようとしている」とした以前の報道を裏付けるものでした。

スウェーデンでは数日前、政府が不採用を決定したものの、新型コロナウイルス対策として「集団の安全」と名付けられた手法が提案されています。

「集団の安全」は、これより前にイギリスでも新型コロナウイルス感染拡大の抑制に採用が検討された手法です。この手法は、病人は隔離し、一方でその他の人々の行動を完全に自由にすることで、多くの人々をウイルスに感染させ抵抗力を獲得しようというものですが、結果が出るまでに多くの感染者とそれによる死者を出すことは計算に入れられていません。

最新の統計によりますと、スウェーデン国内ではこれまでに1万151人以上が新型コロナウイルスに感染し、死亡者は887人に達しています。

 

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