May 28, 2020 20:16 Asia/Tokyo
  • コロナ対策の対人距離
    コロナ対策の対人距離

米国と台湾の感染症などの専門家3人は28日までに、新型コロナウイルス予防策として勧められる6フィート(約1メートル83センチ)の対人距離の確保では十分でない可能性があるとすると共に、「このウイルスの空中の伝染を重視する必要がある」との論評を発表しました。

CNNによりますと、これらの専門家は科学誌「サイエンス」が掲載し、無症状の感染事例を突きとめ隔離するための定期的かつ広範な検査も提言するとともに、マスク着用の浸透により新型コロナ封じ込めが成果を上げた、香港や台湾などの地域の事情にも注目しています。

その上で、「世界保健機関(WHO)による新型肺炎対策に関する指針は全ての状況に置いては十分な効果をもたらさないかもしれない」とも主張しました。

この論評は、台湾の中山大学や米カリフォルニア大学サンディエゴ校の専門家3人が執筆したもので、新型コロナウイルスは大気中に浮遊する粒子などとして静かに拡散し、症状が出なくとも高い伝染性を持つ個人が吐き出していることを示唆する証拠がある、と指摘しています。

さらに、WHOが進める6フィートの距離設定は多くの屋内の環境下では十分な対策に成り得ないことを示す証拠も増えている、とし、「これらの屋内では粒子が数時間も空中にとどまり、時間の経過と共に蓄積し、空気の流れと共に6フィート以上の距離にも届く」と述べました。

ほかにも、「呼吸や会話が原因で生じる粒子は容易に他の人間の肺の奥深くに吸い込まれる」との見方を示し、それゆえに対人距離を取っていてもマスク着用がいっそう重要になる、としています。

その上で、新型コロナウイルス感染症が拡散する多くの場合、無症状の感染者に根差す粒子の空気伝染が原因とみられることにも触れ、さらなる研究が必要とした上で、しっかりした検査態勢の構築を求めました。

 

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