7月 09, 2020 02:53 Asia/Tokyo
  • 米大学の留学生に出国迫る措置、100万人超に影響も 大多数はアジア諸国出身
    米大学の留学生に出国迫る措置、100万人超に影響も 大多数はアジア諸国出身

米国で学位の取得を目指している外国人留学生について、在籍する大学がオンラインのみの授業に切り替えた場合は米国から出国しなければならなくなる旨を米移民税関捜査局(ICE)が発表しました。

CNNによりますと、ハーバード大学やプリンストン大学といったエリート校を含む米国内の複数の大学は、感染が拡大する新型コロナウイルスの対策のため、すでに一定の割合で授業をオンライン化する意向を示しています。

今回のICEの措置は、現在米国に留学中の学生100万人以上に影響を及ぼす可能性があり、米国際教育研究所(IIE)によると、米国の教育機関で学ぶ留学生の数は2018~19年度まで、4年度連続で100万人を超えています。

これらの留学生の大多数は、アジア諸国の出身者からなり、特に高い割合を占める国が中国(36万9548人)とインド(20万2014人)です。対照的に5位のカナダからの留学生は2万6122人、10位のメキシコは1万5229人にとどまっています。

最も多くの留学生を受け入れている都市はニューヨーク市で、ニューヨーク大学とコロンビア大学にはそれぞれ1万9605人、1万5897人の留学生が在籍しています。

米国人学生にとって欧州諸国は最も人気のある留学先ですが、欧州から米国に留学に来る学生はかなり少なく、IIEが欧州として集計する51カ国からの留学生は、現在米国にいる留学生全体の8%に過ぎません。

IIEによれば、留学生の留学資金の大半は、受け入れる大学ではなく米国外からの財源で賄われており、これは留学生の受け入れが大学側にとって大きなビジネスになることを意味します。

米国における留学生の数は18~19年度で過去最高を更新したものの、トランプ大統領が就任した16年以降の3年間は増加率の若干のマイナスが続いています。

 

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