アラブ諸国の国民が、イスラエルの正式承認に反対
10月 07, 2020 20:53 Asia/Tokyo
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アラブ諸国の国民が、イスラエルの正式承認に抗議
アラブ諸国の一部で実施された世論調査の結果、これら各国の国民の大半が、シオニスト政権イスラエルを正式に承認することに反対していることがわかりました。
パレスチナの通信社シャハーブが7日水曜、報じたところによりますと、アラブ政治研究センターが行った調査から、アラブ諸国の88%の人々がイスラエルへの承認に反対していることが明らかになりました。
調査に回答した人々は、イスラエル承認に反対の理由を、イスラエルの人種主義的な政策やパレスチナ占領の継続など、さまざまな理由を挙げています。
また、回答者の80%以上が、アラブ諸国とイスラエルの関係正常化に反対しており、アメリカの政策を地域の安定と安全にとっての脅威だとしています。
今回の世論調査はモーリタニア、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、スーダン、パレスチナ、レバノン、ヨルダン、イラク、サウジアラビア、クウェート、カタールの13のアラブ諸国の国民2万8000人を対象に実施されました。
先月15日、米ホワイトハウスにて、トランプ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相の立会いのもと、バーレーンとUAEアラブ首長国連邦が、イスラエルとの関係正常化合意書に署名しました。
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