米国議員、「カショギ氏殺害者らは核兵器を求めている」
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マーキー上院議員
マーキー上院議員は、サウジアラビアが核兵器の入手を狙っていると述べました。
米マサチューセッツ州選出のエド・マーキー上院議員は自身のツイッター上に、「G20主要20カ国・地域サミットの開催国であるサウジアラビアは、反サウジ体制派のジャーナリストであるカショギ氏を暗殺した国であり、核兵器を取得したいと考えていることに注意してほしい」と記しました。
マーキー議員は、サウジアラビアが核兵器を入手しようと画策しているという報告が発表されたことを指摘し、「サウジアラビアのムハンマド皇太子とサウジアラビアの違法な核計画を停止させる計画を私自身は準備している」としました。
サウジアラビアの反体制派ジャーナリストであったジャマル・カショギ氏は、2018年10月2日、サウジアラビアから派遣されたエージェントにより、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で残酷な方法で殺害されました。
複数のメディアは最近、サウジアラビアが一部諸国の助けを借り、核兵器を入手する目的でウラン濃縮を開始しようとしていることを暴露しました。
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表はこれより以前に、IAEA国際原子力機関の理事会の席上で、サウジアラビアの秘密裡の核活動の一部の暴露に言及し、IAEA及び理事会に対し、サウジアラビアが包括的保障措置協定に基づく義務を遵守することを確認するよう求めました。
そして、「歴史は繰り返されようとしている。サウジアラビアはイスラエルが辿ったのと同じ道を進んでいる。そうなれば、サウジアラビアはNPT核不拡散条約の締結国ではないことから、何ら義務を負う必要がないときめこむだろう」と述べました。
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