米NIAID所長、「米国での新型コロナ死亡者数が30万人を突破しうる」
11月 24, 2020 19:02 Asia/Tokyo
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アンソニー・ファウチ
アンソニー・ファウチ米国立アレルギー感染症研究所長は、アメリカ国内での新型コロナウイルスの死亡者は30万人を突破する、として警告しました。
ファウチ所長は24日火曜、ワシントンポストのインタビューに対し、「米国内でのコロナウイルスの死亡者や入院した感染者の数は、増加の一途を辿っており、この数が減少することを示す兆候は存在しない」とし、国内でのコロナ感染の状況が変化しない場合、死亡者は30万人を超えるだろうと警告しました。
米大統領選挙で勝利したバイデン氏も、「我々には今年、コロナウイルスのパンデミック化による、コロナ感染症の入院者数の増加のため、暗澹たる冬が待ち受けている」としています。
米・ニューヨークタイムズ紙が公表した統計では、アメリカ国内では過去24時間で、新たに14万1641人が新型コロナに感染し、また834人が死亡しています。
また、これまでにアメリカ国内での感染者の数は1200万人を超えており、このうち25万6000人以上が死亡しています。
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