11月 25, 2020 20:59 Asia/Tokyo
  • 米でのコロナ失業
    米でのコロナ失業

米検察当局が、同国カリフォルニア州で死刑囚や凶悪犯を含む受刑者ら約2万人が、新型コロナウイルス関連の失業給付金を不正受給していたことを明らかにしました。

フランス通信が25日水曜、報じたところによりますと、当局に確認された事例だけで総額1億4000万ドル(約146億円)に上り、米国史上最大級の詐欺事件になる、ということです。

同州サクラメント郡のアン・マリー・シューバート地方検事は24日水曜、記者会見し、刑務所内から新型ウイルス関連の失業給付金の違法申請の報告を受け調査した結果、受刑者の名前を使用した申請が多数見つかったことを明らかにしました。

同州では新たに対策本部を設置し、先月に一部を確認したところ、「レイプや児童への性的犯罪、人身売買やその他の凶悪犯罪で州の刑事施設に収監されている者」に給付金が支給されたことが判明したということです。

なお、すでに約2万人の受刑者に計1億4000万ドルが支払い済みであることが確認されていますが、実際の被害額はその数倍にも上る可能性が指摘されています。

このうち計42万ドル(約4400万円)以上が、1998年に出頭したウェイン・フォード死刑囚ら有名な連続殺人犯をはじめとする約130人の死刑囚に支払われており、また違法申請の多くは受刑者の実名と社会保障番号、実在する住所を使用し、全米各州の世帯に送付されたデビットカードを入手していたことが判明しています。

シューバート検事によりますと、今回こうした不正受給が生じた原因は、カリフォルニア州では、新型コロナ流行防止のための都市封鎖が始まった3月以降の失業給付申請者名を、受刑者や死刑囚の名簿と突き合わせていなかったことにある可能性が高い、ということです。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ