国連特別報告者、「イランの科学者暗殺事件は国連憲章への違反」
11月 28, 2020 19:34 Asia/Tokyo
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カラマード国連特別報告者
カラマード国連特別報告者は、ツイッター上にメッセージを投稿し、イランの科学者モフセン・ファフリーザーデ氏に対する臆病なテロに反応しました。
タスニーム通信によりますと、アグネス・カラマード国連特別報告者は27日金曜夜、イランの核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏が暗殺されたというニュースが報道されてすぐ、自身の公式ツイッター上で、「この臆病な行為は『地域を超えた殺人」と呼び、 「平和な時代に生きる権利を一人の人間から奪うことは、明らかな国連憲章への違反である」と強調しました。
カラマード氏は、「紛争を平和的に解決するために論理的な解決策を使用できない政府は、人間の生存権保障という義務さえ履行できない」と述べました。
イランのタフテラヴァーンチー国連大使は27日、国連安全保障理事会に書簡を送り、「シオニスト政権イスラエルは殉教したイランの核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏の暗殺の責任がある」と述べた。
モフセン・ファフリーザーデ氏は27日金曜夜、テヘラン州ダマーヴァンド地区近郊でテロ攻撃を受け殉教しました。
シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は以前、核兵器の入手に腐心しているとしてイランを非難し、「モフセン・ファフリーザーデの名前を覚えておくように」と述べていました。
世界の数か国が、イランの核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏の暗殺を非難しています。
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