1月 06, 2021 18:56 Asia/Tokyo
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    OPECプラス会議

OPECプラス加盟国のエネルギー相によるビデオ会議が開催され、サウジアラビアは2月と3月にかけて日量100万バレルの減産を自ら提案しました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、また一部の加盟国も更なる減産に同意し、その規模は合わせて42万5000バレルに達する見込みです。一方、ロシアとカザフスタンはそれぞれ2月と3月に増産することが認められました。

OPECプラス加盟国のエネルギー相によるビデオ会議が開催され、加盟国は2月と3月にかけての協調減産について検討を行いました。減産交渉は1月4日にも行われましたが、合意には至らず、交渉は5日に持ち越されました。

サウジアラビアは2月と3月にかけて日量100万バレルの減産を自ら提案しました。これにより、該当時期の生産量は812万バレルとなります。また一部の加盟国も更なる減産に同意し、その規模は42万5000バレルに達する見込みです。

サウジアラビアのサルマン・エネルギー相は会議後の記者会見で、「我々はこの産業の守護者である」と前置きしたうえで、積極的に減産に貢献する姿勢を示しました。これにより、サウジアラビア、および関係国の経済を下支えするとしました。

会合ではロシアとカザフスタンがそれぞれ2月と3月に増産することが認められました。ロシアは6万5000バレル、カザフスタンは1万バレルの増産となり、それ以外の加盟国が目標とする減産量は現状維持となりました。

ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は会合後の記者会見で、原油市場が徐々に回復を遂げていることから、協調減産の幅を2021年6月にかけて当初の予定通り200万バレル規模で縮小する必要性を指摘しました。また、各国がコロナ禍で進める経済対策とワクチン接種により、原油価格も市場関係者の予想を超えて上昇を続けているとコメントしました。

イルナー通信によりますと、ザンゲネ石油相も5日火曜、このOPECプラス閣僚級会合の結果について、「ロシアとカザフスタンが直面している問題と、サウジアラビアとこの二国の間で合意に達したことにより、二国の本年2月および3月の日量7万5000バレルの生産増加が決定した」と述べました。

また、実際にはこの日量7万5000バレルの増産が生産に大きな影響を与えることはなく、OPECプラス諸国の生産に特段の変更はないとして、「現在の季節が冬で、これらの諸国は国内石油消費がより多くなっていることから、この変更により、世界市場や日量4000万バレルになる生産全体に影響が出ることはない」と続けました。

2020年12月までの協調減産計画を守らなかった一部の加盟国は、減産分の補償計画を1月15日までにOPECの事務局に提示することが義務付けられました。

次回の全加盟国が参加する会議は3月4日に開催されます。これに先立ち、モニタリング委員会の会合が2月3日と3月3日に開催される予定です。

WTIの原油価格は2月26日以来、1バレルあたり初めて50ドルに迫りました。価格は4.62パーセント上昇し、49.81ドルとなりました。北海ブレントも4.01パーセント上昇し、53.14ドルに達しました。

取引データによれば、北海ブレント原油の価格が昨年2月26日以来はじめて1バレル54ドル超となりました。

日本時間11時27分現在で北海ブレント原油先物3月限の価格は0.92%高の1バレル54.05ドルに高騰、「軽質」なテキサス産WTI原油先物2月限は0.4%高の1バレル50.12ドルに値上がりしました。

原油の高騰は、2月と3月の取引条件でのOPECプラス加盟国による合意達成を背景としたものです。

取引は、2月にロシアが日量6万5000バレルに採掘を増加させることを前提としています。一方、サウジアラビアは日量100万バレルの原油採掘の削減を予定し、また他のOPECプラス各国も2月と3月に合計で日量42万5000バレルの採掘削減となります。

専門家らによれば、相場の高騰は、一連の国々の喚起措置と新型コロナウイルス用ワクチン接種にも関連しているということです。

 

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