2月 28, 2021 16:14 Asia/Tokyo
  • 米ニューヨーク型変異コロナウイルス
    米ニューヨーク型変異コロナウイルス

またも新型コロナウイルスの新しい変異型が、米国で広がりを見せています。この種のウイルスへの感染者が集中治療室での治療を必要とするケースは、従来型の5倍以上、死亡に至る可能性も他の変異型の11倍となっています。

IRIB通信によりますと、ウイルスは常に変異型を生成しています。感染者が多く、感染期間が長引くほど、ウイルスが変異する可能性が高くなります。患者の体には何十億ものウイルスが繁殖しており、わずかに変化したり変異したりする可能性があります。しかし、通常ではウイルスの大部分は体内に侵入した後、体外に出ていくことで感染期間が終了しますが、こうしたウイルスの寿命の終焉にはコロナウイルスは含まれていません。世界がその感染拡大に苦しんでいる限り、ウイルスの突然変異は続いていくのです。

米国と英国の研究者は、新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスの中に数百もの遺伝子の変異があることを確認しています。現在、複数の新型コロナウイルスの新しい変異型が拡散中であることが米国で報告されています。 これらの種は、従来のコロナウイルスよりも感染力が強く、攻撃的です。

米国での新型コロナウイルスの増殖の可能性

米ニューヨークではB.1.526と呼ばれるコロナウイルスの一種が拡大傾向にあります。このウイルスは、昨年11月のサンプリング調査で初めて検出されていました。

2月中旬までに、この種のコロナウイルスがデータベースに保存されているサンプルチェーン全体の4分の1を占めています。これらのデータは、さらなる研究のために研究者が利用できるようになっています。ウイルスの新しい変異に関する研究チームを率いる、米コロンビア大学のアーロン・ダイヤモンド・エイズ研究センターの所長は、このウイルスが米国で、そして恐らくニューヨークで増殖したとの確信を持っています。

ワクチンの接種回避から更なる死亡者が出る可能性へ

この種の変異の1つは、南アフリカで確認された種と同じ変化であり、B.1.351として知られています。この種は、ワクチンに対する体の反応をもある程度回避しているようで、現在はこの種がより一般的に広まっています。

米カリフォルニアでより拡大が広がっている、B.1.427あるいはB.1.429ウイルスは、従来型コロナウイルスよりも感染力が高いだけでなく、より攻撃的であるように思われます。カリフォルニア大学サンフランシスコ校による研究の結果は、この種のウイルスに対処するためには、集中治療室でなされるべき治療の可能性が従来型ウイルスよりも5倍以上高くなることを示しています。また、他の変異型よりも死亡する可能性は11倍高くなっています。

米国でのB.1.351種の発生

CDC米国疾病予防管理センターの専門家は、ここ数週間、新しいコロナウイルスの変異型が過去数週間、我々の社会での懸念事項となっており、患者数が驚くほど増加している、と語っています。彼らによりますと、この新種の発見率はここ数週間で増加しており、 イギリスや南アフリカでのコロナウイルスのように他の種より優勢になる可能性があるということです。

 

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