4月 07, 2021 16:26 Asia/Tokyo

米ニューヨーク・マンハッタンにある集合住宅のビルの前で、65歳のアジア系女性が殴る蹴るの暴行を受けた事件に関連して、女性が暴行されている最中にビル入り口のドアを閉めたドアマン1人とコンシェルジェ1人が解雇されました。

米CNNによりますと、 このビルを所有するブロツキー・ オーガナイゼーションは6日火曜、この解雇について発表しました。

3月29日に発生した事件をめぐり、同社はドアマンらの対応について調査を実施した結果、「ロビーのビデオには、犯人が立ち去った後にドアマンらが出てきて被害者を助け、警察の車に合図して止める様子が映っていた。定められた緊急・安全手順が守られていなかったことは明らかだ」と判断しました。

2人は調査が完了するまでの間、停職処分となっていましたが、この集合住宅の住人はブロツキーに宛てた公開書簡の中で2人を擁護し、防犯カメラの映像は誤解を招いているとして、2人が住人や地元住民、アジア系住民を裏切ったわけではないと訴えていました。

ニューヨーク市警によれば、この事件では3月31日に、ブランドン・エリオット容疑者(38)がヘイトクライム(憎悪犯罪)としての暴行容疑などで逮捕されています。被害者の女性は打撲や骨盤骨折などの重傷を負ってマンハッタンの病院で手当てを受けました。

アジア人やアジア系米国人に対する暴行事件は全米で相次いでおり、ニューヨーク市警の統計では、今年に入って報告されたアジア系に対するヘイトクライムは、前年同時期はゼロだったのに対し31件となっています。

地元の組合によれば、解雇された2人は不服申し立ての手続きを開始したということです。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ