6月 23, 2021 19:44 Asia/Tokyo
  • カナダ先住民の子ど
    カナダ先住民の子ど

中国、ロシア、イラン、ベラルーシ、北朝鮮、ベネズエラ、シリア、スリランカは国連に対して、カナダで起きた先住民族への大規模な人権侵害について速やかに調査を行うよう求めました。

ファールス通信によりますと、中国ロシアベラルーシ北朝鮮、ベネズエラ、イラン、シリア、スリランカの各国は22日火曜共同声明を発表し、国連人権理事会の中国代表により読み上げられ、カナダ先住民族に対する深刻な人権侵害について批判しました。

これらの国は共同声明で、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の寄宿学校跡地の集団墓地から215人の先住民の子どもの遺骨が発見されたことに言及し、国連による調査を要求しました。

ことし5月29日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州南部にある寄宿学校跡地内にある集団墓地から、215人の子どもの遺骨が発見されました。

19世紀から20世紀にかけて、カナダでは先住民寄宿学校は強制で、先住民の子どもたちをヨーロッパ移住者の共同体へ強制的に同化させることを目的として、政府や宗教高位者により運営されていました。

情報筋によりますと、1883年から1996年にかけておよそ15万人の先住民の子どもが家族から強制的に引き離され、カトリック系教会により設立された寄宿学校へ送られました。

この子どもたちの大半は、寄宿学校で身体的・性的虐待を受けていました。多くの人々の間では、このような学校は何世代にもわたって残る傷や被害を与えてきたと言われています。

調査によれば、少なくとも3200人の先住民児童が上記の時期に寄宿学校内で命を落としたということです。この数字は、カナダの他地域の児童の数よりもきわめて多くなっています。一部の報告によれば、寄宿学校で死亡した先住民児童の実際の人数は、公式に発表されたものを大幅に上回るとされ、4100人以上とする報告もあります。

カナダトルドー首相は、今回の集団墓地発見を同国の歴史の「暗く恥ずべき時代」のシンボルと形容しています。

 

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