12月 01, 2021 19:24 Asia/Tokyo

WHO世界保健機関のテドロス事務局長が30日火曜、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が検出されたことを受け一部の国が必要のない包括的な制限措置を導入し、アフリカ諸国に不当なペナルティーを課しているとの懸念を表明しました。

ロイター通信によりますと、テドロス氏は「まだ完全に解明されていない変異株から国民を守ろうとする各国の懸念は非常に理解できる」とした上で、「しかし、一部の加盟国が証拠に基づかず、それ自体では効果がない上、不公平感を悪化させるだけの無神経な包括的措置を導入していることを同様に懸念している」と述べました。

また、ボツワナと南アフリカがオミクロン株を迅速に検出し、報告したことに感謝の意を表した上で、「これらの国々が正しいことをしたために他国からペナルティーを受けていることを深く懸念している」と語りました。

新型コロナウイルスワクチンを開発したモデルナ社が現在流通しているワクチンが新変異株への効果が薄いと発表したことを受け、世界の各金融市場は大幅な下落を見せました。MSCI指数では、世界全体で1.39%の値下がりとなっています。

新たな変異株・オミクロンは、南アフリカで最初に確認されました。

この変異株の拡大が懸念される中、カナダの保健当局者は、同国が南アフリカからの渡航者入国禁止措置を延長したと発表しました。この措置にはさらにナイジェリア、マラウイ、エジプトなどの7カ国も含まれています。

また、アメリカのCDC疾病予防管理センターは米国民に対し、ニジェール、ニューギニア、ポーランド、トリニダード・トバゴへの渡航を控えるよう勧告しました。

WHOはオミクロン株を、これまでの変異株に比べてより感染力が強い可能性があり「懸念される」としています。

 

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