1月 15, 2022 19:46 Asia/Tokyo

ロシアで、凍傷を負ったアムールトラの子どもに治療が施されています。

フランス通信が13日木曜、報じたところによりますと、ロシアの野生動物保護団体は今月12日、凍傷を負い、体力を消耗しきって死にかけていたアムールトラ(シベリアトラ)の子どもを保護して懸命に治療していることを明らかにしました。

このトラは雌で生後4~5か月とされ、極東の沿海地方南部の川岸で昨年末に見つかった時、負傷していたほか重度の凍傷を負っていました。

NGO「アムールトラ・センター」の説明によりますと、このトラは地元の漁師に発見され、野生動物保護の活動家を介してリハビリセンターに預けられ、外診の結果、体力を著しく消耗し、尻尾の先が凍傷になっていたほか、さらに下顎に傷を負い、壊死(えし)しかけていたということです。

治療の結果、壊死した尻尾の先は切断され、 顎に健康な組織を移植する手術が先週末に2時間半かけて行われ成功しましたが、野生に返せるかを判断するのは時期尚早だということです。

なお、発見時の体重は標準の約半分の20キロでしたが、現在は10キロほど増えています。

アムールトラ・センターのセルゲイ・アラミレフ所長は「目下の重要な問題は、壊死を食い止め、命を救うことだ」として、最善を尽くしていると述べました。

アムールトラはロシアと中国に生息し、IUCN国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に分類されています。

WWF世界自然保護基金のアムール支部長、ピョートル・オシポフ氏の話では、ロシアには約600頭のトラが生息しているということです。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ