イエメンによるUAEのインフラ攻撃に伴い原油価格が上昇か
1月 27, 2022 14:20 Asia/Tokyo
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UAEの石油施設
報道各社が、イエメンからのUAEアラブ首長国連邦のインフラ攻撃と西アジアの石油供給の混乱により、世界市場で石油価格が上昇する可能性があると報じました。
ヨーロッパおよび西アジアの供給不足と地政学的緊張により、石油価格は1バレル89ドルに達しており、このことから石油供給のさらなる混乱に対する懸念が高まっています。
イエメン軍は先週、2つの作戦においてUAEの首都アブダビおよびドバイをミサイルと無人機で攻撃しました。
石油貿易のある関係者は、「西アジアとロシアで予想される供給の混乱への懸念が石油市場での値上がりの原因を作っている」と述べています。
一方で、バイデン米大統領は25日火曜、「ロシアがウクライナを攻撃すれば、ロシア・プーチン大統領に対する個人的な制裁行使を検討するだろう」と語りました。
API米国石油協会の報告は、米国の石油備蓄量は1日あたり87万2000バレル減少し、需要と供給のバランスが崩れていることを示しています。
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