米NY州のスーパーで銃撃により10人が死亡、18歳白人男性を拘束
May 15, 2022 14:33 Asia/Tokyo
アメリカ・ニューヨーク州北部のスーパーで銃乱射事件が発生し、10人が死亡しました。
ニューヨーク州北部バッファローにあるスーパーマーケットで、現地時間の14日土曜、男がライフル銃を発射し、これにより10人が死亡しました。
目撃者によりますと、迷彩服と防弾チョッキを着用した白人の若い男がライフル銃を乱射したとされています。
警察は容疑者として18歳の白人の男を拘束しました。
警察によりますと、銃撃する様子を自らインターネット上で配信しながら犯行に及んでいたということです。
現場周辺は黒人が多く住む地域とされ、また銃撃を受けた13人のうち11人は黒人で、警察は差別や偏見に基づく憎悪犯罪・ヘイトクライムとみて捜査中です。
公式統計によりますと、米国内にはおよそ2億7000万から3億丁の銃器が出回っています。これは国民一人当たりほぼ1丁の武器を持っている計算になります。
全米各地では、武器携帯が自由であるために毎日のように銃犯罪が起こっており、その大半で死者が出ています。しかし、銃ロビー団体の力が非常に強いことから、米議会は武器所有を制限するには至っていません。