May 19, 2022 21:34 Asia/Tokyo
  • サル痘
    サル痘

天然痘に似た症状が出る「サル痘」への感染例が欧米で相次いで確認されており、各国の保健当局は警戒を強めています。

CNNによりますと、米マサチューセッツ州保健当局は18日水曜、最近カナダへ渡航した同州在住の男性がサル痘に感染したと発表しました。

現在、米疾病対策センター(CDC)が接触者などの調査に乗り出していますが、公衆に対するリスクはないと説明しています。この男性は現在病院に入院しており、容体は安定しているということです。

サル痘は天然痘に似た感染症で、インフルエンザのような症状やリンパ節の腫れ、顔や体の発疹などの症状があります。通常はげっ歯類や小型哺乳類から感染し、人から人へは簡単には感染しないものの、体液などを通じて感染することもあり、閉ざされた密な環境では飛沫を通じて感染が広がることもあるといいます。

CDCによると、ここ2週間の間にポルトガル、スペイン、英国など、通常はサル痘の症例が報告されていない国で、複数のクラスターが確認されているということです。

イギリスでは18日までに合わせて9人の感染が確認されています。最初に確認された患者は、ナイジェリアへの渡航歴がありました。

サル痘は、1970年に現在のアフリカ・コンゴで初めてヒトへの感染が確認され、その後アフリカを中心に感染が広がりました。治療法は確立されていませんが、天然痘ワクチンが有効だという報告もあります。

WHO・世界保健機関は、サル痘のヒトからヒトへの感染は密な接触など比較的限られた状況で起こるとしていますが、各国の保健当局に対して態勢強化を促しています。

 

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