May 23, 2022 14:42 Asia/Tokyo

イタリアが、ロシア産エネルギーへの依存を減らそうというEUの努力にもかかわらず、同国からの原油輸入を増加させました。

ロシアは世界最大の石油輸出国です。IEA国際エネルギー機関の統計によれば、ロシアは1日あたり700万から800万バレルの石油および石油製品を輸出しています。

ロシアはまた、EUが輸入する石油の27%、ガスの40%の供給元でもあります。

ロシアは2022年5月、日量約45万バレルの原油をイタリアに輸出しました。これは、今年2月のイタリアへの輸出量の4倍にあたり、2013年以来の最高水準となっています。

報告によれば、ロシアからイタリアへ輸出された石油の3分の2は、ロシア所有の製油所があるシチリア島に送られるということです。

ロシアが所有する製油所への原油輸出増加の一方、EUがウクライナでの戦争を口実にロシア産エネルギーへの依存を減らそうとしています。

ウクライナでの戦争開始以来、EUは幾度かにわたる一連の対ロシア制裁を課しており、現在はロシアのエネルギー部門をその対象にする瀬戸際まで来ています。しかし、一部のEU加盟国が反対していることで、未だ実施には到っていません。

今年2月24日にウクライナでロシアが特殊軍事作戦を開始して以来、アメリカと同国に同盟するそのほかの西側諸国は、ロシアに対する制裁措置を始めました。

しかし、西側諸国はこのような行動をとっておきながら、特に石油や天然ガスなどの経済部門における対ロシア制裁の強化により、国際エネルギー市場やヨーロッパ経済がこれまで以上にかく乱されることを危惧しています。

 


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