6月 22, 2022 19:02 Asia/Tokyo
  • ロシアにある世界最大のガス会社・ガスプロム
    ロシアにある世界最大のガス会社・ガスプロム

ロシアからドイツに輸入されるガスの量が大幅に減ったことから、カナダがノルドストリーム・ガスパイプラインへの制裁を撤回し、同パイプラインに必要な部品の引き渡しにおいてドイツと協力することになりました。

ロシアにある世界最大のガス会社・ガスプロムは今月、「ノルドストリーム・パイプラインを通じての天然ガス供給を削減する以外に方策はない」と表明し、その理由として修理のため機器サプライヤーの独シーメンスに渡されていたタービン用部品の一部が期限どおり返還されていないことを挙げています。

シーメンス社も、「わが国は対ロシア制裁を行使しているため、カナダからの修理済み部品を返還できない」と表明しました。

同社は、これらの部品をカナダにある工場のみで修理しています。

ガスプロム社は現在、ガス移送のためノルドストリームの可能性の40%のみを使用しています。

イルナー通信によりますと、ウィルキンソン・カナダ天然資源大臣は、アメリカの国際情報サイトブルームバーグとのインタビューで、カナダでのノルドストリーム・パイプラインのメンテナンス中止に触れ、「カナダ当局はこれらの機器・部品引渡しに向けた方法を模索すため、ドイツ政府との協議を続けている」と語りました。

また、「我々にとって、行使されている対ロシア制裁の遵守は重要だ」とし、「その一方で、ドイツは我々の最も親密な同盟国であり、我々は同国との間に問題を起こしたくない」と述べています。

こうした中、ドイツは警告レベルでの緊急ガス計画の導入のための準備を整えていますが、これはエネルギー消費者・顧客にとって甚大な結果を伴うことになります。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ