6月 26, 2022 13:17 Asia/Tokyo

WHO世界保健機関が、世界的に感染が拡大しているサル痘による緊急事態宣言を見送ることを明らかにしました。

報道各社によりますと、欧米などを中心に報告が相次ぐ「サル痘」について、WHOは専門家による緊急の委員会を招集し「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか協議した結果、26日日曜午前、サル痘の感染拡大による緊急事態宣言を見送ることを明らかにしています。

WHOは、動物由来のウイルス感染症「サル痘」を巡り今月23日に開催した緊急委員会の協議結果を受け、25日土曜に、現時点では「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と認定するには至らなかったと発表した一方で、感染拡大防止に向け、引き続き警戒を呼びかけています。

WHO緊急委では、感染例の大半は男性の同性愛者で天然痘のワクチン接種を受けていない若い世代のため、今後も感染が広がる危険性を看過すべきではないとの意見も出ていました。

また従来流行していたアフリカでも長年放置され、適切に管理されていなかったとの懸念も強調されています。

WHOのテドロス事務局長によりますと、サル痘は先月以降、欧米などを中心におよそ50カ国で3000人が感染しているということです。

日本の報道各社によりますと、最近韓国でも初めてサル痘感染が確認されたことから、木原誠二官房副長官は「韓国での1例目の確認も含め、世界的な感染状況を注視している。WHOと連携し、必要な対策を講じる」と述べました。

なお、同副長官によりますと、日本国内でのサル痘感染者は現時点で確認されていないということです。

 

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